岡田斗司夫のスマート読書・本はやっぱり面白い!

ユースト視聴。

それ俺の方が先に読んだとか、お前は読んでいなかったのかとか自慢したい。逆にしまった読んだことなかったとかは言いたくない。
本読みの業は深い。


関係性が深いと意思決定コストが高い。
書き手としては、他の書き手も苦しいであろう2/3付近の展開を応援するように読む。
編集と作家は父と母。作品が子供。
言葉のタイミングを重視するかコンテンツを重視するか。モードを変える。
自分の10年後の理想の本棚を意識してみる。本屋の面白さは立ち読み。普段行かない棚も覗いてみる。
あらゆる人に星がつく。食べログやアマゾンのように。評価のある人に仕事をお願いする。乗せていないなんて怪しい人。選択肢に上らない。
ベーシックインカムが実施されても、安心と責任を組織へ預ける人も出てくるだろう。組織同士の争いにもなるかもしれない。


速読はインタビュー。熟読はドキュメンタリー。
インタビューならポイントを理解すれば時間はかからない。自分で編集する。
ドキュメンタリーなら作者や作品に取り込まれる快感。時間はかかる。
こうやって記すのはインタビューのやり方だな。素描でしかない自分なりの編集。インタビューされた人とっての不評も覚悟。


アマゾンの星は星5つばかりの本がいいとばかりもいえない。特定の人の特定の反応だけを集めている可能性がある。
5つ星が多くてなぜか星1つもついている本が読むべき知的刺激に溢れていたりもする。
電子書籍も話題だけれど、液晶画面で文章を読むようになるのならネットと電子書籍の差はあるのか。
本当に本とネットは別なのか。


人も読み、本も読む。ネットも読む。
読み手の問題でもあるのかな。時にはゆっくり読む。一時の星に委ねるばかりではないドキュメンタリーのやり方。
その作者と作品の中に入って理解するためには必要なんだろう。
人読みの業は深い。