岡田斗司夫の公開ゼミ「大阪USJより生中継!」

昨日の中継と今日は残りをタイムシフト。合わせて視聴。
ユニバーサルスタジオにはスピルバーグが半年無許可で潜り込んで仕事していたという伝説がある。
ユニバーサルスタジオジャパンには岡田斗司夫が半日無許可で潜り込んで仕事したという実績が出来たな。
伝説になればどちらの名声も高まるけれど。


映画監督のエピソードって面白いな。
俳優、脚本、技術、スケジュール、お金、人間関係。あらゆるトラブルに対処して最後決断するのが監督だからだろうな。
トラブルが解決したから映画が出来て世の中に出る。解決しているから面白いエピソードとして楽しめる。


幻の企画。押井守とキャメロン。ガルム戦記。
キャメロンはあらかじめ問題になりそうなものを映画に持ち込まないんだろうな。脚本がしっかりしてないと絵作りの問題に集中できない。
でもアニメ監督は絵作りは出来る目処がついていて、その上脚本の落とし所が決まっているのが面白くないんだろうな。
宮崎駿はイメージイラストからいきなりコンテ描くからな。結末も決まっていないのに製作始まる。
やりかたがそもそも違うんだろう。どこの問題を解決するのか。どういう映画なのかが監督によって違う。


問題を解決しないと映画は完成しない。
どこに問題があるのか。どこの問題を解決すれば映画が完成するのか。あらかじめ分かっているものでもないんだろうな。分かっていたら避ける。
やっているうちに出てくるもの。製作前に思いもしない問題が出てきて、それを解決することで映画が完成する。


電波、バッテリー切れ、人だかり、残り3分でウルトラマンの話。色々トラブルがあっても何とかなった。
意図しない演出効果と不思議な余韻。