独裁

大阪ダブル選挙終了。
自分は外野だけど、こんな大差がつくと思わなかった。もっと現職が競っていると思っていた。
でも現職が自分たちをそう思っていたのなら、それだけで勝ってはいけなかった。
自分の周りが取り巻き一色だった証拠。自分が世論から離れていたことを感じられなかったなら負けて当然。
それに付き合っていたんだから自分も負けていたな。


何かを「やる」といった人と、「やるな」といった人。
「やる」という人に魅力があると、「やるな」といった人がいくら集まっても勝てない。
支持されるかはともかく「やる」と言わないといけないのかも知れない。
「やるな」という側の人は自分たちがこう「やる」と言葉遣いを変えないと同じ土俵にすら上がれない。


独裁と批判する人は独裁にならないようにその人の傍に行かないといけないんだろう。一人にするから独裁になる。
そうでないと「やるな」という人のままで、自分が「やる」人にならない。
反対者は殺すなんて独裁者の末期症状。そこまでひどい事にならないようにしないと。一人にしないで「やる」人にならないと。


「やる」人を「やって欲しい」人が支持をする。
「やる」人と「やって欲しい」人が勝った様に見えるけれど、今だけ。
いずれ「やって欲しい」人は離れていくだろうな。「やって欲しい」人はやらないから。
本当にやったら「本当はやらないで欲しいと思っていた」人だったことにするんだろうな。
そうすればいつまでもやらない人でいられるし。世論の側でいられるし。それなら負けない。
「やる」人ではなくても勝っていられるんだから。