有料メルマガ

なんで有料メルマガが嫌な感じなのかな。ネットのコンテンツ課金って反発強いのかな。特に文章。
ネットが無料であることで出来ている文化だから、そこから有料に持っていこうとすることへの反発。
もう情報は無料で当然の中で育ってしまった。

金を払っているほうが偉い。消費者様の時代。ものが売れない時代で、金だってそんなにはもっていないのにわざわざ払う客が偉い。
それでも情報の場合は、手ざわりが無いから自分が上の実感が持てないのかな。
文章は買えても知性は手に入っていないからな。金を払っても自分が偉い気分になれないからな。
だから課金に合わないのかな。

メールって関係が親密すぎるのかな。金を貰ったり払ったりすることに忌避感を持たせるくらいには。
その親密さとお金の関係が合わない。課金を受けるってことは、実際食事を奢ったり奢られたりできる程度には付き合っていられる関係になることを要請するのかな。
金で割り切れない関係になってしまうのか。面倒くさい。

その親密さが邪魔。売り買いだけの関係なら気楽なのに。それがお金の力なのに。
そうやってお金は関係を繋げる手段でもあり、それで関係を切って終わりにする手段にも使えるということかな。同じことをしているのにな。

購読の目的はお金を与えることでもいいだろうか。課金が続けば読まれなくてもいいと言っていたホリエモン。
どうせお金を使うなら、関係を繋ぐような使い方をすればいいということかな。そうしたくない人や物には極力使わない。
自分が相手を支えているスポンサー。たとえ小口でも。
それなら実際会ったときでも邪険にできまい。