海賊の経済学-見えざるフックの秘密

岡田斗司夫さん公開読書まとめを読んだ。いくつか疑問があって結局買ってしまった。
組織をどうやって運営するか。結束はどうすれば保たれるのか。ルールや役割はどのように決めたらいいのか。リーダーはどのように選ばれるべきなのか。
これからの生き方、次の社会を見据えた組織はどうなっていくのかを考える手がかりとして取り上げられたんだろう。
オタキングex船長として。


疑問。
海賊は非合法。主流にはなれない。脅して奪うやり方。時代の隙間にしか存在できない。現代ではソマリア沖か。
しかし海賊が経済的なら企業も海賊かな。資本主義は海賊主義か。今後の組織は海賊の海賊になって海賊を襲う。評価目当ての海賊賊。商船に近づいて評価をもらって去る。
主流になれるかはやり方しだいかな。何を渡して評価を受け取るか。


海賊の主体は男性。女性なしの組織になるのかな。男性の組織と女性の組織が分かれるのが今後の世界なのか。
顔を合わせないでアイコンと発言だけの付き合いなら混在できるかな。


選挙で選ぶとリーダーはしょっちゅう変わる。継続性がない。でも法を変えて任期を延ばそうとするのが独裁への始まり。
オタキングexの場合の、構成員の任期が3年以内なのはリーダーの延命には都合がいいのかもしれない。もっと長く構成員を引き止めたほうが収入にはなるかもしれないけれど。
リーダーが同じの方が特色が消えない。そのリーダーが嫌なら去るだけなのは同じ。リーダーになりたいなら自分で海賊団を作るべき。


理不尽で怖いといううわさが広まるほどに海賊にとっては好都合。争いなしに目的を達成できるから。
オタキングexにとってもそうだろう。うわさが広まるほど好都合。注目を集めるのが第一歩。
謎めいた海賊組織も実は合理的で経済的なルールで成り立っている。
海賊賊はどうなることか。


帆を揚げろ。
ようそろ。