評価経済社会 その33

人間に仕事をさせない方が儲かる。間に人間を入れないほうが儲かる。


コンピュータにやらせる。機械にやらせる。卸売りなどの中間業者を省く。直接仕入れる。
そうなれば人間に仕事なくなるの当たり前だよな。コンピュータや機械の保守してればいい。それすらコンピュータがする。一次産業も直接消費者に売り込むのが一番儲かる。あらゆる商店が不要だ。


特殊な技術や職人芸もあるけど時間の問題。それが多くの需要を持っているほど機械化のニーズも高まる。需要が機械化のコストを下回るくらいのニッチでないと残れない。
新興国の活況も人件費が機械化より安いから。技術より人が安いから。自分が安いほど働けるのがこの世界。
高くて、もてあます自分を何に使うか。それでも売り込んで仕事をしたい。自分が無意味になる恐怖に怯えている。


自分が一次産業になる。直接ニーズを掴む。自分の一次産業って何だろう。何ができるかどこに需要があるか。
でもそうまでして人間にして欲しいことなんてあるのかな。まして自分にして欲しいことなんてあるのかな。
よくよく考えると無いな。
しかし何もないし、誰もいらないって言っている人の方が社会に必要かっても逆に言われてしまうな。それを言ったら色々おしまいだ。
国や組織にも言えるな。真っ先に言いそうな人もいるな。


もてあました人間は何をする。
自分をもてあますって自由のことかな。
自由だからすること。自由でも敢えてしていること。
遊びに行こう。あの人も遊んでいるんだな。
たとえ仕事に見えても。